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説教 2015年12月

説教 2015年12月

12月27日 『人間としての絶対価値の基準』

(天一国三年 天暦11月17日) 礼拝内容 説教 垣内勝男教会長

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私たちは、生きている以上は、価値を見出して、
幸せに喜んで、嬉しい方向へ向かっていくべきだと思います。

私たちは、復帰摂理歴史の所産、結実体という立場であることを忘れないでほしいのです。
そして、み旨に参画することを通して蕩減条件を立てていくことになり、そうした中で、歴史的勝利者になっていかなければなりません。

その為には、メシヤ、来られた再臨主を通して、信じ、侍り、一つになって、そして、メシヤと共に蕩減条件を立てる立場で、み旨に対し同参していくことです。
私たちは今まさに、真のご父母様を再臨主、真の父母として迎えて、一つになってみ旨に邁進しています。
ですから皆、このままいけば、歴史的勝利者に向かっているんだと自覚して、さらに精誠を積んでいきましょう。
神氏族メシヤ勝利に向かっていきましょう。

原理講論の中に、主権を奪われまいとするサタンの最後の発悪によって、第三次大戦が起こるようになる、と書かれています。
私たちの目標は、主権復帰、主権を立てることです。ですからサタンはそれを絶対に渡したくないので最後の発悪を起こしてくるのです。
最終的には一つになる為の理念によって統一されなければなりません。
サタンはとにかく惑わしていくのです。
イスラム国のテロ事件もその中に含まれていくと思います。
そして、サタンは破壊させたいので、一番重要な「愛」の問題において、同姓婚とかパートナーシップ条例などが原理から外れた中で起こって来るのです。これは、家庭を破壊させるものですから、わたしたちがくいとめていかなければなりません。

真のご父母様は、復帰摂理の完成者です。そのことを私たちは、はっきりと自覚していかなければなりません。
本然の世界では、神様と一つになって、完全なる愛の授受作用を行うようになります。そして地上では父母、夫婦、子女、家庭全体が神様と共に暮らし、霊界でも永遠に共に暮らすことが出来ます。これが神様が摂理してこられる歴史の最終目的なのです。
ですから、私たちの家庭が本然の理想の家庭になり、そこに神様をお迎えした中にあって理想の家庭を作っていくのです。それが世界に拡大すれば、世界平和が実現していきます。
私たちはあくまでも、家庭を理想家庭に近づけていくことが大切です。それが天の父母様、真のご父母様が願っている内容です。
その為に「祝福」を神の血統を残すために与えながら、そこに神様の子女を生み出し、皆が一つになって平和な家庭を築いてほしいのです。

世界人類70億といわれますが、まったく同じ人は1人も居ません。
それぞれがちがう個性真理体として、その人にしかない人間としての価値をもっています。
神様は今もそのような個性真理体の創造を継続していらっしゃいます。

私たちは、許されて、真のご父母様から祝福を受けました。そして祝福子女をたくさん繁殖してほしい、
というのが神様の願いです。

家庭の中で、調和した主体(夫)と対象(妻)が一つになった時に、
人間としての絶対価値が設定されるのです。人間としての存在価値のある立場になるのです。
人間として生まれれば、結婚して、夫婦が一つにならなければ、絶対価値の基準が確立されないのです。
それを神様も父母様も願っておられるのです。

夫婦が一つとなる為には、自分自身が自分に問い正していきます。
「私は真の父母様を本当に愛しているのか」
「真の父母様を絶対に信じているのか」と。
私たちのこの道に対しての内容の全ての中心は、真の父母です。そこが崩れれば「祝福」も何も無いのです。自分の好き勝手に生きていくのです。
私と真の父母との関わり、どんなことがあっても真の父母様を絶対的な中心の軸として出発した私自身の思いが揺らいでいれば、もう一度、問い正し、修正していくべきです。
み言も祝福もすべて真の父母様から出てきているので、これが無いとやっていけないのです。
自分の思いが先立ってしまえばやっていけないのです。
真の父母様に対して私たちがどうなのか、真の父母様に対して何が出来るのか、前を向いていかなければおかしくなってしまいます。
サタンが居るから惑わされてしまうのです。
これが正されていけば、祝福も受け入れていけます。積極的に、受け入れていくためにどうしようか、という発想になるのです。

霊界があるのか、ないのか、と考えたときに、やっぱりあるのです。
しかもその霊界には、祝福を受けた相対者と永遠に生きていくのです。2人一緒に永生するのです。
地上界での関わり、地上生活でどんな生活を送ったかによって、そのあり方で行く場所が決まります。
祝福を受けた私たちは、統一霊界圏というお父様がいらっしゃるところへ行きます。
夫婦がそこで永遠に一緒に居るのに、一致していかないと苦しいのです。
地上生活のうちに、出来る限り和合統一していくことが大切です。
どんなことがあっても相対者と一つになっていくんだ、と私も決意しました。

それでも自分の中でフツフツと沸いてくる思いがあります。
サタン、堕落性に負けない私になりましょう。
その為には、私の思いを捨てる、私心を無くす、無私になるのです。
強引にそうするのではありません。
お互い一致できない場面で、自分が言わなかったらどうなるのか、
自分が偉そうなことを言える立場ではない、とかつて思わされた時があり、言わないようにしてみたのです。
自分の思いで見つめてはいけないのだ、と思ったのです。
自分がもっと純粋になりたい、と思わされ、自分の中の邪心でなく良心に耳をかたむけていこう、と思った世界があったのです。

私はどうしたいのか、どうなりたのか?いつも自分の中で確認しながらいった部分があります。そして、神様、お父様の願いは何か?それを見つめていく中で思わされたのは、夫婦はお互い、裁きあう関係ではなく、足りないところを補い合う関係です。お互いに無いものを持っています。相対者に無いものを突くのではなく補ってあげればよいのです。そうやって2人の幅がどんどん広がって、愛の関係も深まっていくのです。

自分が言いたいことを言わないようにすると、自分の堕落性が暴れないのです。そうすると落ち着いていきます。
こうやって私は相対者に産みかえられているんだ、と思いました。
だから相対者は私のメシヤだと確信を持ったのです。
私を産みかえるために相対者を与えた中で、自分が神様、真のご父母様を中心に見つめると何か役事が起こっていくのです。

自分を無くしていくので大変ですが、自分自身の堕落性をおさえていく為に、一番有効な内容が「訓読」です。
訓読をしながら、霊人体にプラスの栄養素をどんどん注入していくのです。
そうすると、言わない、というより、言うのが馬鹿らしくなってきたのです。。
もし言うとしても、相手が受け止められるように言えるようになるのです。
見つめ方、捉え方が変わるのです。

真の父母様を見つめて、見習って、夫婦が一つになっていきましょう。
目の前の夫(妻)を愛せずして何も言えず、何もやれないのです。
人間としての絶対的価値は、家庭の中で夫婦関係として表れていく、とよく認識しましょう。
今日の結論は、夫婦が一つになることがすべての解決の鍵だ、ということです。

今、真のお母様が強調されている3点です。
真のご父母様との心情一体化、どんなことがあっても真の父母様を縦的軸として立ていきましょう。
そして具体的に伝道をなして、神氏族メシヤの使命を果たしましょう。
またそれを世界へ波及していき、2020年までに7カ国を復帰していきましょう。

また、教訓としての3点は、
私心、私欲を無くし、幼子のような純粋な心を持ちましょう。
絶えず感謝して喜んで歩める自分にしていき、健康管理に気をつけてましょう。
そして中断なき前進をしていきましょう。歴史的勝利者になっていきましょう。

【み言訓読】◎原理講論 後編・緒論(三)復帰摂理歴史と「私」他

◎原理講論 後編 
・緒論 (三)復帰摂理歴史と「私」
「私」という個性体はどこまでも復帰摂理歴史の所産である。したがって、「私」はこの歴史が要求する目的を成就しなければならない「私」なのである。それゆえに「私」は歴史の目的の中に立たなければならないし、また、そのようになるためには、復帰摂理歴史が長い期間を通じて、縦的に要求してきた蕩減条件を、「私」自身を中心として、横的に立てなければならない。そうすることによって、初めて「私」は復帰摂理歴史が望む結実体として立つことができるのである。したがって、我々は今までの歴史路程において、復帰摂理の目的のために立てられた預言者や義人たちが達成することのできなかった時代的使命を、今この「私」を中心として、一代において横的に蕩減復帰しなければならないのである。そうでなければ、復帰摂理の目的を完成した個体として立つことはできない。
我々がこのような歴史的勝利者となるためには、預言者、義人たちに対してこられた神の心情と、彼らを召命された神の根本的な目的、そして彼らに負わされた摂理的使命が、果たしてどのようなものであったかということを詳細に知らなければならないのである。しかし、堕落人間においては、自分一人でこのような立場に立ち得る人間は一人もいない。それゆえに、我々は、復帰摂理の完成者として来られる再臨主を通して、それらのことに関するすべてを知り、また彼を信じ、彼に侍り奉り、彼と一つになることによって、彼と共に、復帰摂理歴史の縦的な蕩減条件を横的に立て得た立場に立たなければならないのである。
◎天一国経典 「真の父母経」
第一篇 第一章 第三節 真の父母は復帰摂理の完成者
・真の父母は再臨主、救世主、メシヤの使命完成者
堕落した人類の前に顕現された真の父母は、真の愛なる神様の実体である。真の父母は、神様の救援摂理を展開する再臨役事の主人であり、人類を偽りの愛と悪なる血統から真の愛、真の生命、真の血統に転換し、宗教を一つに統一する救世主、メシヤの使命をもっている。真の父母を中心とした家庭の伝統を受け継ぎ、新しい文化を創造する本然の世界では、神様と一つになって完全なる愛の授受作用を行うようになるので、救世主が必要なく、原罪がない立場であるがゆえに、父母、夫婦、子女、家庭全体が神様と共に永遠に暮らすことができるのである。それが、神様が摂理してこられる歴史の最終目的である。そのようになれば、初めて神様の復帰摂理の目的と人類が願う理想世界が成し遂げられるのである。(47~48P)
◎天一国経典 「天聖経」
第十三篇 第二章 第二節 天一国の民の人生
・個性真理体としての人間の価値
 皆様、65億の人類の中に、皆様と100パーセント同じ人を探し出すことができますか。もう一度考えてみてください。皆様と同じ個性を所有した人がいると思いますか。同じ日、同じ時間に生まれ、同時に死ぬ双子だとしても、彼らの人生が同一でしょうか。世界最高の美男子でも、最高に不器量な男性がもっている真理体としての独特な個性をもつことはできないのです。知恵の王であられる神様は、正分合作用の変化と発展を通し、今も永遠の個性真理体の創造を継続していらっしゃいます。神様の創造原理がそのようになっているのです。
 ここから私たちは、人間の、人間としての絶対価値的基準を発見します。花と蝶の相対的関係と調和のように、人間同士も、お互いにために生きる真の愛を分かち合って生きるようになっているのです。このように真の愛の人生の中で、調和した主体と対象の関係を花咲かせるとき、人間としての絶対価値の基準が設定されるという意味です。(1403P)

12月13日 『お母様と一心・一体・一和・一念で、前進あるのみ!』

(天一国三年 天暦11月3日) 礼拝内容 説教 垣内勝男教会長

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今、私たちにとっても最も重要なのは「一心・一体・一和・一念、前進あるのみ」です。この言葉は、真のお母様が招待された日本の忠孝家の方々に語られたみ言です。

霊的な父母だけではなく、実体世界の父母になりたかった神様でした。
それで天地創造され、最後にアダムとエバを創られたのです。
成長期間を与え完成し神様が祝福する中で結婚するようにされましたが、実際は、人類は堕落してしまいました。その為、神様はイスラエル民族を選民として選ばれ、国家基準が出来るまで、直接神様自身が摂理されました。サタンが悪さを働き、サタンの願う民族、国が出来ていく中にあって、神様は黙々と摂理をされていたのです。そしてご自身だけが主管できる独り子イエス様を送られました。
ユダヤ民族の失敗により十字架にかかったイエス様は「再び来る」と言われました。再び来た時、何をするのか?それは、神様が願われて果たせなかった「子羊の婚姻」をすると言われました。結婚式をしないといけない、父母として立っていかなければいけない、のです。
独り子(独り息子)を送ったとして、結婚するには、新婦の立場の「独り娘」もこの地上に送らなければなりませんでした。独り娘も必ず同じときに誕生してこの地上に送らなければならないのです。

「共産主義は滅びる」とかつてお父様の指示通りにはっきりと宣布したモートンカプラン博士がいました。当時はそれは信じがたいことでしたが、神様の願い、意志を伝えたい為、宣布するようにと託したお父様でした。それからまもなくベルリンの壁が崩壊したのです。勝利するには、お父様、お母様と一つになっていくことが大切です。そういう私を作って、みんなで一つになって歩んでいく中で勝利することができます。

祝福家庭は、神氏族メシヤの使命を果たすことが願われています。清平役事は霊的に押しつぶされそうな中、大母様に天が命じて行われた役事です。大母様は摂理歴史を知る方でした。それで3年早く霊界に行かれたのです。大母様は、お父様に再臨のメシヤ、万王の王として栄光を捧げ侍る使命を果たしました。今清平は全ての秩序が整い成長しました。その為、私たちは、個々人がご父母様と一つとなった立場で精誠を尽くせば、大母様の役事を自ら体験出来ます。

秋の大役事はお母様が直接主管して下さいました。私たちは今、お母様と一緒に、一心一体一和一念の立場で前進すれば勝利することができます。70億人類の中でお母様と出会えたこと、祝福を受けられたことを日々感謝していきましょう。

新しい神様が願う世界を創る環境を創造していくのを10年かけて成すんだ、とお母様は語られました。私たちに協助してほしい、と願われました。勝利するにはお父様、お母様と一つになることです。そして皆が一つになっていくことです。真の父母経を訓読して、お母様への絶対信仰を確立していきましょう。

【み言訓読】◎真のお母様のみ言 2015.12.6忠孝家特別午餐会(天正宮博物館にて)

○神様は、天地創造をされ、「美しい」と言われました。「見るに良い」と言われました。そうして、アダムとエバを創造して祝福されました。なぜでしょうか?アダムとエバに責任を下さったのです。神様の願いとアダム・エバの願いは一致しなければなりません。神様は人類の父母になりたかったのです。霊的な父母のみならず、実体世界の父母になろうとされたのです。それで天地創造をされたのです。そして、アダムとエバに成長期間を与えられました。神様と絶対的な立場で、責任を果たす成長期間です。そうして完成した時、神様はアダム・エバを祝福されるのです。このように、人類の真の先祖、真の父母として立てようと摂理をされたのですが、どのようになりましたか?
○そこで、神様はイスラエルという選民を育てながら、国家基準ができる時まで(待たれ)、直接、ご自身が摂理し、サタン世界においてご自身だけが主管できる独り子を送って下さったのです。しかし、それほどまでにイスラエル民族が望んでいた日が、遂に訪れたというのに、どのようになりましたか。独り子を迎えながらも、侍ることができませんでした。選民として、最後に果たすべき責任を果たせなかったのです。
○イエス様は、亡くなる時、「再び来る」と言われました。再び来て、何をするのかも説明されました。「小羊の婚宴をする」と言われたのです。このみ言を見れば、神様が天地創造され、アダムとエバを創造されたように、蕩減復帰の摂理路程において独り子を送ったならば、独り娘という位置もあるということです。理解できますね?
○責任を果たすべきアメリカが、責任を果たせなくなるとき、お父様は40年間、アメリカを生かし、世界を生かそうと、血の涙を流す摂理を進めてこられました。お父様はアメリカと世界を救うために、科学者会議や教授アカデミーを通して、多くの教育をして来られました。しかし、共産主義者と一部のクリスチャンの陰謀により、ダンベリーに行かれたのです。1985年のことです。
○当時、お父様は、科学者会議を通して、「共産主義の終焉を宣布しなさい」と語られました。その時の科学者会議の会長は、今も健在のモートン・カプラン博士でした。彼は、東西の政治においてとても学識の広い人物であり、世界が認める学者でした。お父様はダンベリーに彼を呼ばれ、「あなたは今回、『共産主義は滅びる』と言いなさい」と語られました。彼は自らがこれまで積み上げてきた世界的な名声と人望を考えると、いい加減なことを言うわけにはいきません。それで、お父様、「多分(maybe)、という言葉を入れさせてほしい?」と三度にわたって提案しました。しかし、お父様は、「NO!(ダメだ!)『滅びる』と言いなさい」と語られたのです。また、それはどこで宣布がされましたか?スイスのジュネーブにあるインターコンチネンタルホテルで、ソ連の大使館が目の前にあるその場所で、「共産主義は滅びる」と宣布したのです。その当時、共産主義は強大な勢力を持っていました。その何年後に滅びたのですか?5年後には、共産主義はどうなりましたか。
○このような、誰も知りえない摂理をしてこられた父母様のことを、皆さんは知っていますか?それだけではありません。40年、50年間、世界を、地球を数え切れないほど巡回されながら、摂理を進めてこられました。そして皆さんに何を最後に託されましたか?天が願い、人類が望む一つの世界、天一国の定着と安着をすることのできるその時(を迎えるために)は、皆さんが責任を果たさなければなりません。
○真の父母によって祝福家庭が誕生しましたが、祝福家庭は、そこでとどまるのではなく、氏族、民族、国家を復帰すべき責任があるのに、その責任を果たせませんでした。そのような環境が作られなかったことによって、大母様の役事が出発したのです。大母様の役事は天が命じた役事です。人間世界には、数多くの祝福家庭がいますが、「お父様、真の父母、再臨のメシヤ、救世主、万王の王」の前に、その環境を作って差し上げることができず、その位置を理解することもできない、無知な人々しかいませんでした。しかし、大母様は、摂理歴史を知る方だったのです。
○大母様は、お父様を再臨のメシヤとして、万王の王として、お父様に栄光を捧げ侍るその責任を果たした位置にいます。大母様の摂理は、霊界のほうが更に忙しいので、何と言いましたか。清平は、今やすべての秩序が整い、成長した立場であるので、個々人が父母様と一つとなった立場で精誠を尽くせば、大母様の役事を、皆さん自らが体験できるというのです。
○お母様の役事は誰もすることができません。私でなければなりません。今、皆さんが私と一緒に、一心・一体・一和・一念の立場で前進すれば、勝利できますか?できませんか?皆さんは、祝福された人です。世の中に70億人類がいますが、どういうわけで、皆さんは私に会えたのでしょうか?私(真の父母)によって祝福家庭が生まれました。皆さんの生活は、日々感謝する心で。ここが信仰の祖国です。本郷の地です。私が生きている間に、新しい文化を創出しなければなりません。そこに皆さんは協助しますか?しませんか?

12月6日 『幸せな家庭づくり』(なかよし夫婦セミナー)

(天一国三年 天暦10月25日) 礼拝内容 説教 井場郁郎地区伝道教育部長

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「幸せ」にも色々あり、人それぞれあると思いますが、家庭の中においての「幸せ」はとても深いものがあります。「幸せ」「家庭をつくる」とはどういうことか分かると毎日楽しく過ごすことが出来ます。

聖書に、エサウとヤコブの兄弟がお互いを恨みあっていたのを乗り越えて一つになる、という話があります。聖書を土台として今の時代があり、聖書に書かれていることが実現出来なかったことが今私たちが学んでいる中にあります。

神様が一番願ったポイントは「恩讐である兄弟が一つになった」ことです。弟ヤコブは兄エサウに「あなたを見ると神を見るようだ」と言います。家庭には夫婦、親子しかいないのですが、聖書で取り上げるほど重要な関係です。兄弟を一つに出来る親になることも大切です。

自分の命がなくなる時、人が、あの世に持っていけるのは「愛」だけです。誰が私を愛したか、私が誰を愛したのか、それしか死線を越えていく時、持っていけるものはないのです。愛することをしていかないと、あの世は意味がないのです。人を愛さない限り、あの世で神様に会うことが出来ません。天国を開く門は、真の家庭(夫婦)です。お互いが夫婦である、ということを確認していく何かがなければなりません。

完全に信頼し、いろんな苦労を越えて来て、見つめあうだけでお互いを慰労できる、そのように夫婦が一つになった姿は、神様の姿です。一人ほど寂しいことはないのです。一人で生きた人の結論は「(自分は)正しい」です。周りが皆んな悪もの、ということになるので、正しいと主張するほど、人は去っていきます。二人で一緒に幸せになる生き方をしましょう。夫婦で解決することは沢山あります。

神様が宇宙を創った理由は、人間が喜ぶのを見るためです。人間はどうしたら永遠の世界で生きることができるでしょうか。それは子供を生むことです。子供をつながげていくこと、家庭をつなげていくことです。父と母の接点があって、そうして、私が今の時代に生まれた、というのは奇跡です。やがて結婚し子供、孫が生まれていくのは素晴らしいことです。

人は、相対が居るが故に、素晴らしい夫(妻)、親になれます。相手が居るが故に自分の愛が引き出され、相手と関わる故に立派になれるのです。スポーツ選手などが、奥さんの内助の功でよい成績をあげた(見えない妻の支え、苦労を称えると)、人間性(心)が大きくなっていることが見えて、次も、もっとうまくいく気がする、すごいなぁと祝福されます。

生き方のリズムが狂ってくると一番難しいのは家庭です。夫婦の場合、二人しかいないのでうまくやるのは難しいです。相対というのは、立場は違うのですが価値は平等です。お互いが話し合い、話が続いていくところが大切で、そこで神様を感じることが出来るのです。いつも喜び合って話し合っている夫婦には、神様が働きます。

男性が女性の貴さを理解できなかった歴史が不幸で、家庭が壊れていった原因でした。家庭は、女性が85%くらい頑張らなければいけません。夫婦がお互いに神様を理解するためには(愛は)相対関係が重要なのです。夫婦とは何か?子供はなぜ生むのか?家庭の価値を知らなければ不幸になってしまいます。家庭では、誕生~20歳までは、心が成長していきます。その後、20歳からは社会に出て、プロとして生きるので責任が追及され厳しさがあります。60歳になると責任から開放されます。

家庭は、一緒に居たい、という人が居る所です。やがて60歳を過ぎ、行くところは、地上で一緒の家にいて、一緒の血筋、秩序をもって、一緒に関わったが故に一緒に居たい、という人たちと居るところ、霊界です。血筋を中心として家庭がしっかりしていれば、ここで生まれ育っていった人たちが居るところが霊界なのです。霊界が無い方が良いという人は、家庭で愛したことがない人です。自分のことだけを主張して、愛したことがない人には意味がない、つまり、会う人も会ってくれる人も居ないからです。あの世(霊界)は家庭の延長上です。早く幸せな家庭を作りましょう。

大きい心は、二つを一つにする力があります。大きく深い心でなければ夫婦が一つになれません。どうしたら心は大きくなるのでしょうか?人間の心は、0~7歳まで「情」が成長し、7~14歳までは「知」が成長し、14~21歳までが「意志」が成長します。この意志は「あなたと結婚したい」と決める自由意志です。最後の「意志」が成長していくには「私が責任を持ちます」という意識を21歳くらいで完成していくことです。一番理想をもって輝いている時23歳(21歳)までの時にどのような意識を持っていくか、と考えると、人間の心の成長は、0~20歳までで決まるといえます。

もう一つ大切な時は、60歳を過ぎ、祖父母の立場に立ってみた時です。人は、自分の先祖が貴いと分かると子供を生みたくなります。結婚して子供を生んで祖父母が子々孫々まで・・・という孫にするかどうかは、祖父母の気迫です。夫婦が熟し60歳を過ぎての役割をとても大きいのです。

人間の心には3つの心があります。妻(夫)に対して、父(母)、夫(妻)、息子(娘)です。大半の男性は、父親の思いで喜びたいものです。その時妻が一歩おりて娘のように素直であれば情が流れます。「保護してあげたい」と思います。娘の位置に来れば、いつでも愛は来るのです。妻の位置からちょっとおりただけで夫は幸せなのです。

夫婦、親子の愛は一瞬にして解けます。家庭においては、分かればいいんだ、と言って解決することが沢山あるのです。愛は99%では届きません。時を共有し、相手の為に時間を取ります。また、愛はスピードです。どれだけ早く相手に会いたいかです。夫婦の調和というのは、神様の性の半分であり、宇宙の半分です。神様が現れるのは、夫婦が一つになった姿で現れてきます。宇宙の完成の象徴であり、人類の統一の象徴です。夫婦は補い合い、二人で合わせて100点であればよいのです。

自分を中心とした結婚だと他人です。60歳すぎて他人だから、と思ったら、もう一緒に居たくありません。神様を中心とした結婚は、「祝福」です。神様が認め、あなたとあなたは永遠ですよ、と祝福している存在が居るとしたら、そのような神様の姿を表してくる方が「真の父母」です。神様が人類の真の父母、天の父母様であったのです。男性と女性が家庭を完成して、立派な祖父母になった姿が家庭に表れて生きることが地上天国だったのです。血統の主人として、子供たちは、子々孫々まで立派な祖父母、父母の血筋を残していくんだ、という気持ちになって行くのです。

祝福は、父母になって行くことの出来る道です。神様が介入する結婚が「祝福」です。あの世まで一緒に幸せになっていく、天国に行く「祝福」結婚は、一般の結婚とは違ってきます。なので、60歳すぎて大切なのは、天国は一人では行けない、必ず夫婦(立派な男女)が、父母があの世に行く時、家庭の中から送り出されていくのが天国だったのです。このように、天国というのは色んな恩恵があります。

神様が干渉されない理由は、神様が永遠にいつもそばに付いて行動の全てを干渉(会話)されるとすれば、神経がすり減って1日も持たないですが、夫婦が1日3時間くらい話すくらいは耐えられるからです。それで神様に近い相対(夫、妻)をそばに置いているのです。女性は、2万語話さないと暗くなります。女性は、愛を引き出す為に言葉が巧みに出来ているのです。男性はそれを受け止められるように(耐えられるように)出来ているのです。夫が受け止めると妻は「夫の心に住みたい」と思うようになります。

本当に幸せな家庭を作るためには、役者は二人しか居ないのですから、そこでいかに真剣に考えていくか、というお話を致しました。
ぜひ、幸せな夫婦を目指して頑張って頂きたいと思います。ありがとうございました。

【み言訓読】◎天聖経「真の神様の祖国光復」他

◎天聖経「真の神様の祖国光復」
・霊界協助と確信
今は霊界が極めて近くに来ているので、善なる霊人たちが地上に定住する時代が来るでしょう。来て住むということです。・・・霊界に行った人々も私たちを通して初めて救われるということを知っていますか。ですから霊界に行った人たちのために生きるならば、霊界の福が皆さんのところにやって来るのです。そのように、霊界のために蕩減してあげて、悔い改める人であれば、その霊界が皆さんに従って来るのです。・・・霊界にいる皆さんの先祖も、この世を眺めながら誇らしい子孫に協助しようと、地上に降りていたがるのです。・・・そして皆さんに協助することに献身したがるのです。
・なぜ神様が干渉されないのか?
もし神様が、一挙手一投足に対して、一つ一つ顕現して指摘し干渉されるとすれば、どのように生きていくのでしょうか。「皆様の目で神様を直接見ながら生きていなさい」と言えば、生きていけると思いますか。恐らく神経が衰弱して、一日も生きていくことができないでしょう。(天聖経)
・自分が一つの時代で一人の相対を愛することは、神様が世界に対されるのと同じである。(天国を開く門 真の家庭より)


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